こんにちは!citrusです。
9月に入って夏が終わったと思ったら、また少しずつ暑くなってきましたね。
そんな暑さを心の熱さに変えてくれる曲を、今日は紹介したいと思います!
それが「Surges」です!
コロナが蔓延るこの現代で、どうにかして頑張ろうと思える曲になっています。
それではいきましょう!
「Surges」とは?
ボカロP「Orangestar」さんが作詞作曲を行った、「コロナ禍の部活生たちの”熱量の爆発”」を表現した曲、となっています!Surgeとは「波動、うねり」といった意味ですね。
この曲は大塚製薬株式会社の「カロリーメイトで世の部活生を支えたい!」という想いから生まれた、モチベーションムービー「夏がはじまる。」の楽曲に採用されています。書き下ろしです。
そんなこともあってか「Surges」という曲には、夏背さんとルワンさんが歌っているバージョンと、ボーカロイドの「初音ミク」と「IA」が歌っているバージョンの二種類があります。
「夏がはじまる。」に採用されているのは夏背さん&ルワンさんバージョンです。
ちなみに夏背さんとOrangestarさんは夫婦ですね。夫婦で曲を作るってすごいな……。
というわけで、二種類のバージョンについてそれぞれ語っていこうかと思います!
Orangestarさんのチャンネル→https://www.youtube.com/user/OrangestarAS
「Surges」feat. 夏背 & ルワン
まずは夏背さんとルワンさんの方からいきましょう!
曲はこちらからどうぞ→https://youtu.be/QvWsAIc5mO8
「夏がはじまる。」篇というウェブムービーがそのままMVになっています。
音楽とMVが噛み合う部分が最高に爽やかになっていていいですね!
ココが好き!
・部活生の熱量が溢れたMVと透き通った曲のベストマッチ!
このバージョンにはアニメーションもついてますね。アニメーションではテニス部や弓道部、サッカー部などをそれぞれ違う人が描いているようです。どのアニメもその部活の特徴をすごく引き出せていると思います!私は特に卓球部が好きです!疾走感があっていいですよね。
曲の方はというと、まさにOrangestar!といった感じでしょうか。前奏のピアノなどは特にそう思います。おそらくここだけで作曲者がOrangestarだとわかる方もいるのではないでしょうか?
Orangestarさんといえばまさに「夏!」といったような、爽快感と透明感がすんごい曲が多いイメージですが、今回歌っている夏背さんとルワンさんもそれに拍車をかけていて、部活生の青春感に溢れています!
また、MVでは一番と二番との間奏で、コロナの影響が広がった結果の「インターハイ中止」という描写がされているのがやはり印象的ですよね。コロナ禍に立ち向かっていく部活生、というテーマが最大限まで強調されています。
今回の歌詞は特に考察するようなものではないと考えています。なので私が特に好きな歌詞について話していけたらなと思います!
まず一つめ。
描いた未来が昨日になるまで 止まらぬ僕たちの熱情が
「踠いていたって何も掴めない光が 僕らには上等!」なんて歌っている
この歌詞本当にすごいですよね。部活生がかけている思いが伝わってきます!
「描いた未来」っていうのは例えば大会で優勝したりとか、金賞をとったりとか、あるいはライバルに勝つなどでしょうか。
私は高校では理科部でロボットを作って競技をしていたのですが、夏休みに暑い教室で仲間達と必死に練習していた時の気持ちが蘇ってくるようですね!
「描いた未来が昨日になるまで」っていう言い回しもいいですよね。言っていることは要するに、目標を達成するまでということなのですが、次の「止まらぬ僕たちの熱情が」に最もうまくつながっている気がします。全てが達成されるまで熱は冷めやらないといった印象です。
次の「踠いていたって何も掴めない光が 僕らには上等!」という歌詞もいいですよね。確かに全国大会優勝とかって本当に遠くて「掴めない光」ですけど、部活生はそんなに向かって「上等!」と言って努力しているわけですから。
次の歌詞はコロナ禍にある部活生の思いを表す歌詞です。
形のない今日をそれでも進む 行方のない朝の穏やかな風に
涙滲む僕らの声は何を望む?
これは二番の冒頭の歌詞なんですが、ここに入る直前にコロナが広まる描写がされています。
それで「形のない今日」と「行方のない朝」ですね。今までの日常とは大きく外れてしまい、いつもの形は崩れてしまった。しかし部活生は「それでも進む」んですね。それぞれの目標のために。
思うように練習ができない、試合ができないと「涙滲む僕らの声」は、それでも彼ら自身の目標を望むのでしょうね。
誰も知り得ない 夜明けを僕たちは越えてゆけ
描いた未来のその先の空を貫く 僕たちの”最高”を目指して征け
これはラスサビの中でも最後の歌詞です。
「誰も知り得ない夜明け」というのは、コロナ禍によって明日がどうなっているのかがわからないことを表していて、それを越えていこうとしていますね。
そして最後、部活生たちの目標の先にあるものを目指し、頑張っていこうというメッセージが込められていると思います。
この歌詞が終わった瞬間、爽快なエレキギターの音とともに大きく「夏がはじまる。」と描写されます。雲が一気に晴れ、Orangestarを彷彿とさせるオレンジの背景、そして文字の中には、それまでの練習風景などが映り込んでおり、コロナ禍にある部活生の思いがこの一言に詰まっていると感じました!
MVと音楽が完全に合致していて、私は何度聞いても鳥肌が立ちますね!
このMVのテーマが「コロナ禍でも奮闘する部活生」といった感じですが、部活生でなくともこの現状の中で頑張る人々に届けられるメッセージがあるなと思います。何かに情熱を向けている人には、響くものがあるのではないでしょうか。
という感じで、夏背&ルワンさんの「Surges」でした!
「Surges」feat. 初音ミク & IA
それでは次に初音ミクとIAが歌っているバージョンを聴いてみましょう。いわゆるボカロですね。
こちらはアニメーションではなく一枚絵です。これを描いている方は「M.B」という方で、よくOrangestarさんと作品を作っていますね。
歌詞は同じですが、先程と比べてサウンドがだいぶ違います。
曲はこちらから→https://youtu.be/rkaNKAvksDE
ココが好き!
・波のように押し寄せてくるサウンド!
夏背&ルワンverと違うところはココですね。とにかくサウンドの勢いの強弱がめちゃくちゃついています。
Aメロはかなり抑え気味です。聴いている感じ楽器の数が本当に3つくらいしかないですね。リズムとメロディとバイオリンだけが鳴っているため、IAの声がよく通ります。
Bメロでは少しずつボリュームが上がっていきます!このパートがあまり長くないのも勢いをつけている感がより良くなっていると思います。
そしてサビ!立て続けに押し寄せてくるようなサウンドです。それだけではなく、サビの後半のエフェクトによって夏の爽快感がさらに増しています!
一番が終わると、波が一旦引いていくように間奏で抑え気味になっていきます。またAメロになると、今度は初音ミクパートですね。こんなに低い声の初音ミクは久しぶりに聴きました。
二番が一番と違うところは、Bメロからサビに入るところに長めの間奏が入っている部分ですね。ラスサビに向けて前よりも大きく溜めています。
そしてやっぱり最後のエレキギターが良いんですよ!爽やかなサウンドにこれが乗っかることで、余計夏のような感じがしますね。大波が起こっているのが想像できそうです!
という感じで、初音ミク&IAの「Surges」でした!
まとめ
さて、今回紹介した「Surges」いかがでしたでしょうか?
どちらのバージョンにもそれぞれ良い部分があるので、聞き比べるのもいいですよね!
あと、これとは別にOrangestarさんまとめみたいなのもどこかで作ろうと思います。ファンなので。
自己紹介にも少し書いてあるので、よければこちらから。↓

というわけで、今回もありがとうございました!
それでは!
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